高知医療生活協同組合

看護部紹介

看護部理念

  • 人権を尊重し、患者・家族と共に喜び合える看護を行います。
  • 組合員、患者からの学びを大切にし、より質の高い看護を行います。
  • 安全、安心の看護を行います。
  • 自ら考え、責任ある行動ができる看護集団を目指します。

総師長からのメッセージ

私たち高知医療生協の看護部は、「患者さまに寄り添い、喜んでもらえるあきらめない看護」を追求して、日々努力しています。
「患者さま、ご家族の思い」から出発し、「日々のケアや面談」を通して、その思いに応え、「患者さま、ご家族の笑顔」から「スタッフの充実感と笑顔」が生まれる。これを私たちは「笑顔のサイクル」と呼んでいます。

 終末期患者さまの結婚式や外出支援、かわいい家族(ペット)との再会の企画など、生涯の大切な思い出になることを願って援助しています。
「高齢だからできなくても仕方ない」、「病院だから好きなことができなくてあたりまえ」・・・私たちはそんな看護はしたくありません。
患者さまの残された力をひきだし、出来る限り希望をかなえてあげたい。
そんなあきらめない看護が、私たちのテーマです。

高知生協病院の看護は?

1F 外来・検査・手術

救急車を24時間受け入れる2次救急の対応を行っています。
内視鏡検査・治療、レントゲンの特殊検査・治療、乳腺・消化器、整形外科を中心とした手術には、それぞれのチームをつくり、安心して検査・治療・手術を受けていただけるような看護の提供に努めています。
外来での化学療法にも対応し、癌患者様への精神的援助にも努めています。

2F 一般病棟(60床)

緊急入院にいつでも対応できる病床確保を行っています。
急性疾患、手術、化学療法を受ける患者様、ターミナル期にある患者様に対し、受け持ち制+機能別の体制をとり、受け持ち看護師を中心に看護計画立案・評価を行い、個別性を活かした看護を実践しています。
また、地域包括ケア病床を24床もち、在宅への退院に向けた援助も行っています。

3F 地域包括ケア病棟(54床)

在宅復帰や施設入所に向けてリハビリを主としてすごされる患者様も多い中、ターミナル期の患者様の看護や、高齢者の嚥下機能に焦点をあてた看護に、他職種と共に取り組んでいます。
退院後の生活の充実に向けて、計画の立案や各種カンファレンスを行うと共に、退院への支援や調整を行っています。

患者さまのためにチームで協力して

病院では多くの職種が患者さまの治療に関わります。
高知医療生協では、チーム医療の取り組みが早くからされており、他職種から構成する各種の委員会などでも、看護師がチーム医療のコーディネート役を担っています。

医療生協だから、ネットワークがフィールド♪

人が生きていく上では急性期の医療はもちろん、リハビリや毎日の健康管理を支える医療も欠かせないもの。
医療生協は病院を中心に診療所・訪問看護・デイケアなどの介護分野まで、きちんとバトンをつなげ、健康な人生を支えています。
地域まるごと看護師のフィールドなのです。

イキイキ職場に!フィッシュプロジェクト

高知医療生協ではアメリカの魚市場が発祥の経営哲学「フィッシュ哲学」を取り入れて、職場づくりを行っています。
看護師の仕事はハードで神経を使うことも多いけれど、深刻すぎるのもミスのもと。
遊び心を持って自由な発想で仕事をすることが大切です。
例えば、職員紹介やいいところ探しなどを楽しく工夫したり、患者さまの外出支援・リハビリ計画・誕生会・お楽しみ会などを開催したり、患者さまの笑顔も見ることができ、看護の「やりがい」にもつながっています。

子どもたちに平和な時代を手渡そう

いのちを奪う戦争は許されません。
看護部は平和的生存権の立場に立ち、さまざまな活動や学習を行っています。
例えば、NPT(核拡散防止条約)再検討会議(ニューヨーク)や原水爆禁止世界大会に参加したり、反核平和マラソンにも参加し「平和のバトンリレー」を行います。そして毎年8月は「平和」をテーマとした看護部全体会を開催しています。