循環器疾患および内科全般に対応できるようにEBM、NBM(narrative based medicine)を駆使して診療に取り組んでいます。
非観血的検査を中心に、循環器の基本的管理をしっかり行っています。
一般外科から乳腺外科まで外来診療や入院を通じて、丁寧な診察・説明を心がけています。
高知生協病院外科では、開院当初より消化器がんを中心とした多くの疾患に対する手術を行ってきました。
時代の流れに伴い、症例に応じて腹腔鏡下手術の導入も行っています。 近年では乳がんの増加もあり、専門医の協力のもと乳がん診療にも力を入れています。
がんは、やはり早期発見・早期治療が必要です。 また、以下のようにがん以外の手術や診療も行っています。
乳房のしこりなど気付いたら定期的に検診を受けること、そして気になることがあれば早めに受診し、検査を受けて下さい。
気になることがありましたら、外科を受診して下さい。
胃がんは、ピロリ菌との関係が指摘されるようになり、今後減少していくことが予想されています。
しかし現実には、まだまだ多くの方に胃がんが見つかっています。
胃がん検診でみつかったり、腹部の症状で受診したことがきっかけで胃内視鏡を行い、みつかる事もあります。
検診で見つかると早期がんであることが多いでしょう。
早期がんであれば胃内視鏡での切除も可能な場合がありますが、多くの場合は手術が必要となります。
がんの大きさや、部位によって手術の方法は変わってきますが、個人の病状に応じた手術を行っています。
早期がんではまず自覚症状はありません。
早期発見には、大腸がん検診を受ける事が有効です。
一定進行してきた場合には、便に血液が混ざったり便通異常(下痢したり便秘したり)をきたすことがあります。 手術では、がんを含んだ腸切除が基本ですが、腹腔鏡下手術を行うことにより術後早期に退院が可能となっています。
最近乳がんは増加しており、また著名人が罹患して大きくクローズアップされています。
しかし、乳がんも早期に発見すれば、十分に治癒可能な病気です。 胃がん・大腸がん同様に定期的な検診の受診が重要です。 乳がん検診はマンモグラフィ検診を行いますが、50歳未満の方ではマンモグラフィ・超音波検査併用検診も有効と言われています。
当院では、日本乳がん検診精度管理中央機構の認定を受けた医師・技師がマンモグラフィ検査、乳房超音波検査を行っています。
外科外来では、
乳房のしこりに対する診察・検査を行っています。
マンモグラフィ・超音波検査を行い、良性と判断できる場合にはその後定期的に経過観察していきますが、 悪性が疑われた場合には細胞診検査を行います。 これは、注射器の針かあるいは少し大きめの針を局所麻酔下でしこりに刺して細胞を採取し、がんであるかがんでないのかを判断します。
がんと診断された場合には、治療に進むわけですが、まずはがんの広がりや他の臓器への転移の有無をみるためにCT、MRIの検査を行います。転移が無ければ、手術となります。がんの大きさや部位、広がりをみて乳房切除術になるのか乳房部分切除術(乳房温存術)になるのかを判断します。 乳房部分切除術を行った場合は術後に放射線療法が必要となります。 乳がんの治療は、手術がすべてではなく、手術後の薬物療法が重要になってきます。
乳がんは大きくは4つのタイプに分かれており、それぞれのタイプごとに手術の後の治療方針として、
ホルモン療法を行うのか、抗がん剤治療(化学療法)が必要なのかを判断して個人の病状に合わせて行います。乳房に気になるしこりや痛みなどの症状がある方はぜひ受診して下さい。
がんの手術以外では、胆石の手術が多く行われます。
胆石とは肝臓の下にくっついている袋状の臓器である胆嚢の中に出来る石のことです。
普段は症状が無いのですが出る場合は突然上腹部痛が出現します。
胆石による症状の特徴は、痛む時は激烈に痛むのですが、症状がない時には本当に何もありません。
しかし、一度この様な腹痛が出た場合には、今後繰り返す可能性が高いため手術を勧めています。
男性に多い疾患です。脚の付け根付近(鼡径と言います)が腫れてくるもので、体の隙間が徐々に大きくなって小腸などが出てきているものです。
これは
一度出始めると徐々に大きくなり生活に支障が出始めるので、早めに手術をした方が良いでしょう。特殊なシートを使ってその隙間を閉じる手術を行うのが一般的です。
薬を使って治るようなものではないので、治療には手術が必要です。
人にはなかなか話しづらかったり、見せるのが恥ずかしいと言った病気ですが、実は割と多くの人がこの“痔”という病気に悩んでいるのではないかと思います。
痔の症状は、痛み、下血(肛門からの出血)、脱肛(肛門からイボのように出てくるもの)が主です。
治療方法としては、まずは坐薬、これで効かなかったり病歴が長い場合などには手術と言うことになります。
以前は手術と言えば痔を切ってのける、と言う方法が一般的でしたが、
最近は硬化療法(ALTA療法とも言います)といって、ジオンと言う薬剤を痔核に注入することで腫れた痔を小さくする方法です。
この方法だと術後の痛みも少なく、すぐに日常生活に戻ることが出来ます。
ただし、
すべての痔に適応があるわけではないので、診察を受けてから適応について判断します。
日常生活の中ではちょっとしたことで指を切ったり、こけてすり傷を作ったりします。
あっ、しまった!と思うこともあるでしょう。そのまま放置していても治りにくいこともあります。
外科医が対応できる時には外科医が対応します。
思ったより重症だった、と言うこともありますがその時は必要があれば3次救急含め相談しつつ治療を行います。
これまで紹介した疾患以外では、粉瘤といってニキビの親玉のようなしこりも外科でみています。
ただ皮膚のどこかにできているだけなら特に問題ありませんが、急に腫れて痛みが出ることがあります。
化膿して腫れているので、これは治療が必要です。 気になる症状がある方は外科を受診して下さい。
家庭医療科はこころの病気と体の病気にバランスよく対応することができる科です。
高血圧、糖尿病、肺炎といったよくある病気への対応のみならず、うつや不安症の診断・治療も行っています。
また、思春期のお子さんの様々な問題(不登校、ゲーム依存、親御さんとの関係がうまくいかないなど)にも対応いたしますので 是非ご相談ください。
当院では、時間外・救急時の診療にも対応できるよう、医師が待機しており、急患は24時間いつでも診察いたします。
来院前にはお電話でご連絡をお願いします。
時間外は、緊急性の高い患者さんから優先して治療していきます。
その場合に救急の診療が滞り、お待ちいただく場合がございますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
*在庫のないワクチンもありますので、事前にお問い合わせください。
ワクチン種類 | 一般価格 | 組合員価格 |
---|---|---|
三種混合 | 4,900円 | 3,900円 |
二種混合(ジフテリア、破傷風) | 4,600円 | 3,700円 |
麻疹(はしか) | 7,400円 | 5,900円 |
風疹 | 7,400円 | 5,900円 |
日本脳炎 | 6,700円 | 5,400円 |
BCG | 8,900円 | 7,100円 |
麻疹・風疹混合 | 10,300円 | 8,200円 |
肺炎球菌 | 8,000円 | 6,400円 |
おたふく風邪 | 5,100円 | 4,100円 |
B型肝炎 | 5,100円 | 4,100円 |
帯状疱疹(水痘生) | 9,000円 | 7,500円 |
帯状疱疹(不活性化) | 24,000円 | 20,000円 |